OptiTrack解析用ソフトウェア　

SKYCOM

データ比較

2つのデータを読み込み、比較できる機能です。
・同一対象の異なる試技
・形状の異なる対象のデータ
のように複数試技の比較を容易に行えます。
3次元ビューで視覚的に、解析ビューで数値的に、読み込んだ2つのデータの違いを比較できます。

相対変位

任意の計測点（点、線または面）で変位量を固定し、その差分値を算出する機能です。使用用途して挙げられるのは主に次の2つです。

1.振動試験時に加振量を差分氏、計測対象の変位を解析

2.剛性試験時に一面の動きを固定し、固定した面に対する相対的な挙動を解析

各種フィルター

取得したデータのノイズ成分を低減するため、各種フィルター機能を搭載。フィルターの種類は次の5つ。
・最小二乗平滑化
・適応型移動平均
・パタワース
・メディアン
・ホドリック＝プレスコット：
対象の動きのデータを滑らかにし、速度や加速度等の物理量の解析に効果的です。

周波数解析

周波数解析機能を搭載しております。振動計測などに活用可能です。

マクロ機能

一度解析した流れを登録し、その解析手順を複数のデータに対して自動で実行する機能です。解析工数の大幅削減が可能なだけでなく、解析者による結果のバラつきを防止することができます。

座標変換

取得した座標系をロボットやCAD等の各種専用の座標系に変換する機能です。変換方法には下記の2種類があります。

1.座標指定で変換：計測マーカー座標値と既知の座標値（CAD座標系など）から変換パラメーターを自動演算する方法

2.アフィン変換：オフセットやスケール、回転等で変換する方法

自動カウント機能

任意の閾値を設定し、動きの特徴点をカウントする機能。閾値の設定でカウント可能な項目は特徴点の位置・時刻・期間・回数等。また、任意の値からデータの記録を開始または停止させるトリガー機能も搭載されています。

リサージュ機能

解析項目を2つ選択し、グラフのX軸（水平軸）とY軸（垂直軸）それぞれに設定し、リサージュ波形のグラフを表示する機能です。上から俯瞰した、軌跡などを比較することができます。例ロボットの先端軌跡など。

リアルタイム解析機能

計測中にリアルタイムで演算する機能です。実験中にデータの確認ができるため、データロストの有無をはじめとした実験状況が把握できます。やり直しの防止や試験条件のチェックにより、実験工数の低減やクオリティ向上に寄与します。

位置合わせ機能

事前に登録したマーカー位置と現在のマーカー位置を視覚的に表示し、設定した距離内にマーカーが存在するかリアルタイムで判定。これにより、あらかじめ決められた位置に人やモノを正確に配置することが可能です。

オーバレイ機能

用途に応じて3次元ビュー上に解析結果を重ねて表示する機能。解析結果以外にも動画を重ねて表示することや、その逆に動画の上に3次元ビューを表示させることもできます。

コンター表示

物理量の変化をカラー描画し、視覚的に表現する機能。マーカー座標から算出した物理量（速度、加速度等）とその物理量の最大値、中間値、最小値をカラーパレットで色指定することで、物理量を視覚的に表示できます。

変位強調

目では判断が難しい、微小な変位に倍数をかけ、変位を強調することが可能。全体がどう変形しているか可視化できます。

フリービューワー

ビューワー用のソフトをフリーでご提供します。関係者や会議などで共有用に使用が可能です。動画の再生、３Dに画面など自由に操作できます。